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民事信託の活用例
民事信託の活用例
【具体例で見る家族信託】
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・高齢のお父様がアパート経営をしている場合
→ 認知症になると管理が難しくなりますが、あらかじめ信託を設定すれば、お子様が管理者となり家賃収入で維持を続けられます。さらに売却や大規模修繕もスムーズに可能です。
・子どもがいないご夫婦の場合
→ 遺言では一代限りですが、家族信託なら「妻の後は甥、その後は慈善団体へ」と複数段階の承継を決めることができます。
・事業承継の場合
→ 「妻に、その後は長男へ。長男が亡くなったら二男の子(事業の後継者)へ」と指定し、事業の将来を安定させることができます。
・大切なペットのために
→ 財産の一部を信頼できる人に託し、ペットの世話や医療費に充ててもらうことも可能です。動物保護団体を受益者に指定するケースもあります。
・障がいのある子の生活を守るために
→ 親亡き後も、生活費や医療費を信託財産から継続的に支払えるようにしておけば、安心して将来を託せます。
・LGBTのパートナーのために
→ 法律上は相続権のないパートナーにも、民事信託を通じて生活資金や住居を保障する仕組みを設計できます。
・事実婚のカップルの場合
→ 婚姻届を出していないため相続権はありませんが、信託で住む家や生活費を保障しておけば、残されたパートナーを安心させることができます。
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・家族ごとにオーダーメイドで設計できるのが家族信託の強みです